日本最高齢の二胡を弾く人達
- 張亜紀子
- 9月11日
- 読了時間: 2分
更新日:9月19日
二胡を弾いている方の中で、日本での最高齢はおいくつなんでしょうかね?
日本最高齢の二胡を弾く人達
椅子に座って弾くスタイル、楽器も軽量であること、和音でなくメロディーラインを奏でることなど、高齢になっても続けやすい楽器だと思いますので、全国ではかなり人数がいらっしゃるんではないでしょうか。
中華二胡学院の前身の張煥胡弓教室時代に、85歳でスタートし95歳まで続けられた高齢女性の方がいらっしゃいました。脚を悪くされ、そのタイミングで二胡は続けられなくなってしまったのですが、最後は『賽馬』をある程度の速度で弾いておられました。
張煥先生を、中国から来た我が息子だと認定(?)されており、山口県にいた時代はまるで家族のようなお付き合いをさせて頂いてました。
札幌の教室でも、高齢男性の方がおられます。
長期間ずっと二胡を弾いて来ている方なので、おそらく札幌の二胡界隈では、ご存じの方も少なくないのではと思います。
中華二胡学院では93歳の時に来られ、プライベートレッスンを受講なさってました。
そのしっかりした二胡の音、レッスンにご自分で通って来られるお姿から
並外れて長けている自己管理能力、
曲への愛情が深く、音楽するその心をよくご存じな事、
現代では存在しないような超絶純粋な心を持っておられることに驚きました。
特に印象深いのは、常に何時でも、何に対しても、感謝の気持ちをお持ちだったことです!
最近は耳が遠くなり目も弱くなったという事で、二胡は断念しておられます。
今年100歳です。
別の生徒さん経由で、つい2日前にその方からの葉書をお預かりしました。

なんという強くしっかりした筆跡でしょう。
言葉が神々しく輝いています。
私が将来目指すところは、この方のようにすべてを達観し、毎日を感謝し、自分のことを最後まで自分で世話する事ですね。
それに二胡をいつまでも弾けることを目標に加え、
みなさんも目指して頑張りましょう~
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