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張煥二胡コンサート in 山口

2015年12月6日に『張煥二胡コンサート~我が日本の故郷に感謝~』を開催しました。1998年に張煥が日本に初めて訪れた街、山口県山陽小野田市でのコンサート。もう18年前になりますが、山口のみなさんに優しく迎え入れてもらい、沢山の力添えを頂きました。そのおかげで今の日本での暮らしや音楽活動があります。その感謝の気持ちを伝えるため開かれたコンサートでした。
当日は開場前から沢山のお客様がいらっしゃいました。張煥の久しぶりの演奏会とあってお客様も出演者もワクワクして迎えた開演。『川の流れのように』『大空と大地の中で』『蘇州夜曲』など張煥の深く温かみに満ちた癒しの音色がホール一杯に響きました。サブメロディーに張亜紀子も入り二人で感謝の思いを伝えるべく心から演奏しました。
姜涛ソロ『燭影揺紅』、その後『二泉映月』、『懐郷曲』など中国曲の演奏が続きます。
『賽馬』では3本の二胡で迫力を。張煥のモンゴルの歌声のようなソロや馬の奔走する場面を増やした長めの編曲でした。
休憩をはさみ後半でも釈文の揚琴、原田礼子さんのピアノの伴奏で『ラストエンペラー』などが続きます。
そしてゲストの小野田吹奏楽団の登場。来日当初、この「おのすい」さんの定期演奏会に張煥がゲスト出演したご縁で繋がっています。打ち合わせの時には皆で昔を懐かしんで話が盛り上がりました。
『オリバーのマーチ』の後、『千の風になって』『麦の唄』を総勢35名の吹奏楽のバックに大迫力の演奏です。
そしてこのコンサートの終盤、山口・北九州の生徒さん達と一緒に『大海啊故郷』『故郷』などの演奏。当初から習いと続けている方々も沢山参加し、昔習った曲に色々なことが思い出され感慨深い演奏となりました。
終演後は玄関ホールにて、懐かしい方々との再会に感動の涙。談話に写真撮影に握手など時間が瞬く間に過ぎていきました。
当日終了後と翌日の打ち上げにて、出演者皆でゆっくり張先生を囲み、食事をしながら色々な話ができました。
また、打ち上げ前にはレッスンもあり、二胡を弾く上で大事なことしっかり再確認。
長い時が流れていますが、山口の教室の皆さんとはいつ会ってもすぐ昔に戻れるような、まるで家族のような関係。
育んできたこの温かい繋がりをこれからも大切にしていきたいとだれもが改めて感じたコンサートでした。
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