二胡ちゃん@てほどき #1弓の持ち方

暖かいと思えば風が冷たかったり着るものに困る季節です。 でも北海道の春はもう間近!
最近はコンサートの準備に追われブログ、サボってました。 今年のチャリティーコンサート4回シリーズ、みなさま楽しみにしていて下さいね。 詳細についてはもうちょっと後で。
さて『二胡ちゃん@てほどき』 と題して二胡の初めのone two stepを紹介していこうと思います。
日本では入門書のようなものは多く出版されていませんが、中国は結構沢山あります。 私も最初は中国で入門書とビデオを買った人(実際には独学はムリでした)なんですが、
後になって色々読むと本によって結構違うっっと困惑しました。
実際やってることは同じでもとらえ方や説明の仕方が違うというのもありますけど。 奏者一人一人の音色や音楽が違うのはそこら辺の違いでもあります。 細かい所で色々違うものなのです。 他の楽器の勉強でも同じで、当たり前のことといえば当たり前ですね。
教える先生、教室によって色々ありますが ここでは中華二胡学院でやっていることで。 みなさんの二胡ライフのご参考になればと思います。 中華のみなさんは復習ですよ~。
前置きが長かったですが、
今日は#1.弓の持ち方編
右の手でどう弓を持つかですが 初めは持つというより「乗せる」という柔らかい感覚がポイント 人差し指の上に「乗せた」ところに親指で軽く「支える」。 人差し指は第2関節と指の付け根の間の位置に弓を置きます。 その弓と指との接点から少し離して、親指の第1関節上部で挟みます。
「乗せる」&「支える」で軽く挟む
あとは中指薬指を弓のラバー側に当てます。 内弦を弾く時、内側に押さえるところですね。 小指は何の作用もありません。 基本これだけです。
各接点の力のバランスを上手く操り、柔らかさを保って下さい~ これに十分慣れたら、弱く→強くまたは強く→弱くの挟み加減を弾きながら練習してみましょう。 柔らかい持ち方で、色んな力加減に対応できるようにしておきましょうね。
ここまで書いて、 文字だけで表現するのはキツイと感じました(*´Д`) 実際にやって見てもらわないと分からないですよね~ まぁ頑張ってこのシリーズやってみます。
次回は弓の持ち方続編です。 人差し指の先はどうするのか。
中指の意外な大きな作用。 中指薬指の押さえについて。など書きますね。