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春節2015 初五

Chinese Paper-cut Art1.jpg
旧暦一月五日、中国のお正月5日目です。

最近のレッスンでも春節にちなんでの話題が多いような。

「テレビで、中国の人はどうして話し声が大きいか?どうして写真撮影の時、みんなモデルのようにポーズをとるのか?って特集してました~」と生徒さん。

春節入り中華圏の観光客が増え番組でもいろいろ取り上げられるんですね。

確かに話し声、みなさん平均して大きいです。

話が白熱してくると怒鳴って文句言っているような(ように聞こえる)方も多いです。

実際、昔中国滞在中に街中で口ゲンカが起こっているのを頻繁に見かけました。今もそうなのかはわかりません。

知らない人にでも意に反することがあると、とことん口論する凄まじいエネルギーにビビりながらも感服したものです。

テレビでは「人口の多い中国では大きな声で話をしないと聞こえないから」とかいう理由だったようです。それはそうかも。どこに行っても人だらけ、静かな所があまりないですもの。

ほかの理由もあるよう。

張先生。「中国は自己主張をする文化。言葉を尽くして相手に自分の考えを伝えようとする。その気持ちが強く出て声もおのずと大きくなる。日本では言葉は半分くらい、あと半分は受け取り側の想像に理解を求めている。」

長く誇れる歴史と文化を持った国ですからね。各々が自然に自信を身につけている感はあります。日本は言葉と共に空気感を大事にしてそこに共通理解を求めようとする文化。

「漢字にしても、豊富な数がありその意味を表す的確な字が存在して、共通認識が非常に取りやすい。日本はそんなに数がない。」

日本はそれを補うように前後の話だったり雰囲気だったり受け取る人との関係とかで話を進めますものね。でもそれぞれの考えや環境が多様になってる分その方法に頼るのはムリが来てるのかも。考えると中国の方法が明確でコミュニケーションが便利なんでしょうね。

「習慣文化の違いは大きい。そこを分からないと誤解を生んで問題も起きてしまう。私たち二人もそうであるようにね。」

うっ、来ましたー。やっぱり自分たちのことに落ちてきましたね。生徒さんたちウケてます。

この大きい文化の壁はわが夫婦にも永遠のテーマかもしれないとつくづく感じたのでした。

#春節文化中国

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